不要な情報は削除して認知資源を節約しよう

不要な情報は削除して認知資源を節約しよう

作業効率化の話題には外せない「認知資源」について、本項より纏めてみました。
有効性を科学的に検証されつつある概念ですので、きっと参考になるかと思います。

認知資源とは?

認知資源(注意資源)という概念をご存知でしょうか?
社会心理学用語であり、ヒトが恒常性を保つ為の気力として知られています。

「心の余裕」「気力や集中力」「精神的なヒットポイント」と認識しておけばイメージし易いでしょう。
認知資源とは、なにか物事を進めていく上で必要となる原動力であり、これが消費していればしているほど集中力や作業効率が低下すると言われています。
ここでは、認知資源がほんの些細な出来事でも簡単に消費されるものだとということを知っておきましょう。
人間を自動車、認知資源をガソリンと例えれば分かりやすいと思います。
あちこちより道をすると、どんどんガソリンが減っていき、やがては動かなくなります。


(湯神くんには友達がいない 13巻より)

物理学者のアインシュタインを始め、実業家のスティーブ・ジョブズ、マーク・ザッカーバーグなどが服装に無頓着だという点も、認知資源を重要視した結果から来ています。(いずれも、いつも同じ格好で仕事をしている)
出勤前の服装選びでもヒトが認知資源を消費してしまうと考えた結果として、彼らは同じ服を何枚も購入しているようです。

「服よりも大事なことがある」
「同じ服ばかりだからクローゼットへの収納が楽」
「洗濯が楽になるし、時間も節約できる」
どれも億万長者による言葉です。(意訳)
デートなどで女性から服装について文句を言われた時なんかにも使えそうな理論ですね。

不確かな情報に捉われない

一人暮らしの個人事業主にとって、孤独は最大の魔物です。
寂しさを感じた場合、ヒトは恐らくSNSへと走ってしまうものと思います。

しかし、注意してください。
SNSこそが、認知資源から見た作業の効率化において、最も厄介な存在だと僕は考えています。
知人のツイートを見ることで寂しさを埋められる一方、フォロワーの呟きを切っ掛けに楽しい気持ちや怒りなどの感情が生まれてしまい、認知資源の多くを消費してしまいます。
それを何度も繰り返していく内に徐々に気力が衰えていき、本来は1時間でクリアできる仕事に3時間も掛かってしまったり……なんて、昔の僕にはザラでした。
フリーランサーで大切なもの……それは、メリハリです。
一度ノルマを決めたら、それを遂行するまでは不要なサイトを開かないよう心掛けることをオススメします。

また、可能な限りニュースも観ない方が良いと思っています。
ツイッター同様に喜怒哀楽を感じてしまうコンテンツなので、気づけば脳の領域が不要な情報で一杯になっていることも。
注意資源は睡眠でしか回復できないシロモノのようです。
僕は午睡を導入して、ニュースやらの情報は昼飯時に収集しています。

システム化のデメリット

これまで認知資源に着目して、無駄を省くことを推奨してきました。
今度は、それに対するデメリットを考えてみましょう。

服装に悩む時間を割くのが効率化に繋がるのなら、食事や他の生活習慣でも同じことをした方が良いのか?
という話。
全てをシステム化すれば、確かに効率性は最高水準にまで高められるかもしれません。
しかし、食事・睡眠時間・格好・その他諸々を排するということは、個性を捨てるにも等しい行為です。

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